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【台風に備える】今できる停電対策と最も有効な方法

【台風に備える】今できる停電対策と最も有効な方法

1.台風の恐ろしさ

日本における自然災害で一番多いのは「台風」です。
地球温暖化による気候変動の影響で、台風はさらに大型化すると言われています。
また、台風以外にも集中豪雨の発生も増えており、災害の激甚化が進んでいます。
台風や集中豪雨ではさまざまな被害が発生しますが、その中でも停電は多くの人の生活に影響を及ぼします。

2.台風による大規模停電の事例

近年、台風や集中豪雨による大規模な停電がたびたび発生しています。

各災害時における停電戸数の推移
出典:(経済産業省)令和2年に発生した災害の振り返りと今後の対応について
(2018年7月)平成30年7月豪雨広島・岡山など西日本で最大約8万戸が停電約4日後に99%復旧
(2018年9月)平成30年台風第21号大阪・京都・兵庫など関西地方で最大約240万戸が停電約5日後に99%復旧
(2018年9月)平成30年台風第24号静岡・愛知など中部地方を中心に最大約180万戸が停電約3日後に99%復旧
(2019年9月)令和元年房総半島台風(台風15号)千葉県を中心に関東地方で最大約93万戸が停電約12日後に99%復旧
(2019年10月)令和元年台風19号東北・関東・中部地方で最大約52万戸が停電約4日後に99%復旧
(2020年9月)令和2年台風10号九州・中国・四国地方で最大約53万戸が停電2日後に99%復旧

ほとんどの場合は数日で復旧しますが、令和元年房総半島台のように停電が長期化した事例もあります。
今後、地球温暖化による「スーパー台風」の発生も予測されており、長期停電のリスクは高まっています。

3.今できる停電対策

台風で停電した時、家庭で一番心配なのは「冷蔵庫」ですが、停電しても2~3時間は冷えを保つことができます。

台風で停電した時、家庭で一番心配なのは「冷蔵庫」ですが、停電しても2~3時間は冷えを保つことができます。

冷蔵庫の停電対策

  • 冷蔵室は詰め込み過ぎると冷えが悪くなるので、7割程度を目安にする
  • 冷凍室は隙間なくきちっと詰め込んでおくと、冷凍効率が高まる
  • 冷凍したものや保冷剤を冷蔵室に移し替えて、温度上昇を防ぐ
  • 傷みやすい食品は早めに食べるか、可能であれば調理する

また、非常食や水を常備しておくことも大切です。

日本の夏は毎年のように暑くなっていますが、停電してしまったらエアコンも扇風機も使えません。

次に心配なのが「冷房」です。
日本の夏は毎年のように暑くなっていますが、停電してしまったらエアコンも扇風機も使えません。
天気が悪ければ窓を開けることもできないので、室内の温度が上昇して熱中症のリスクが高まります。

停電で冷房が使えない場合

  • のどが乾いてなくてもこまめに水分補給
  • 水で濡らしたタオルで体温を下げる
  • 水風呂で体を冷やす

といった方法で、体調管理に気をつけましょう。

夜の停電に備えて懐中電灯や電池、電池式ラジオ、モバイルバッテリーも備えておきましょう。

4.停電が起きたら

停電が起きたら

停電になったらファンヒーター、電気ストーブ、電気ポット、ドライヤーなど発熱する電化製品、パソコンなどの精密機器はコンセントを抜いておくと安全です。
自宅から避難する時はブレーカーを落としておきましょう。停電が復旧した際に漏電などで火災が起きる可能性があります。

5.蓄電池で停電対策

家庭の停電対策で最も有効なのは太陽光発電と蓄電池を組み合わせた、非常時でも使える電源の導入です。
近年、蓄電池は性能が大幅に向上し、家庭の電力を十分に賄うことができるようになりました。

1~2日の停電であれば、冷蔵庫やエアコン、照明など必要な範囲で家電を使用することができます。
ただし、停電が長期化すれば蓄電池に貯めた電気はなくなってしまいます。

蓄電池と太陽光発電を組み合わせれば、電気をつくって貯めることができるので長期間の停電でも安心です。
最近では電気自動車(EV/PHV)も増えており、V2Hシステムで電気自動車の電力を家庭に供給することもできます。

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